製造工程

杜氏(とうじ) 後藤潤

杜氏(とうじ)後藤潤

 私の酒造りとは…「知恵を出せ!」
 私が蔵に入りたての頃、よく蔵人にこう叱咤された。毎年、酒造りに入ると必ずこの言葉を思い出す。

 すんなり行けば良いが、そうならない所が酒造りの難しくて面白いところです。酒造りの技術は古来先人達より引き継がれた「知恵」の結集だと思います。天山酒造では造りに入るとこの「知恵」があちこちから出てくる。これが我々の強みであると感じている。

 

酒造りへの意気込み

 佐賀県東脊振山系天山の麓、水清らかでホタルの乱舞する里で酒造りをしています。

 天山酒造の酒は、佐賀の風土で育み、「佐賀ん酒」の文化を支えて来ました。先人たちが残してくれたこの文化を、酒造りを通して守っていくのが私の使命だと思っています。

 一方、近年では「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、ますます日本食文化が世界に認められるようになった。それに伴い、食生活やライフスタイルの変化、技術革新など時代の流れに合わせて新しい日本酒のあり方を提案し様々なことにチャレンジしてく。

 その「知恵」と「チャレンジ」のベクトルの先は、「天山らしい旨い酒」。その理想は、原料米特有の旨味がある事、繊細ながらもふくよかさとキレをもつ事、 そして飲んだ人が笑顔になる酒。そうして天山の酒、日本酒の素晴らしさを次の世代に継承して行きたい。最近、酒造りを重ねる度に微生物の力に驚き、自然 の影響力の大きさを痛感している。

 以前私が日本酒の世界に飛び込んだように、これからの若い人たちにも日本酒の「扉」を押させるようなお酒を造りたい。そして次の世代の酒呑みのためにも、私自身酒造りを楽しみます。

 

杜氏(とうじ)後藤潤

 

天山酒造の蔵人達

 

 

 

 

 

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